ちょっと前の話題で恐縮ですが、3月18日に東京新美術館へ「ミュシャ展」を観に行ってきました。今回も絵付けのお友達と一緒に(というか1人では東京は良くわからないので彼女がいないとたどり着けません)また六本木に行ってきました。
10th Anniversary of the National Art Center, Tokyo
The year of Czech culture 2017
Alfons Mucha
六本木はさすがににぎやかで、良いものが集まっているというか。驚いたのがブルーボトルコーヒーが東京新美術館のそばの路地にあったこと。
以前清澄白河に日本初上陸した時には大変なにぎわいで驚きましたが、こちら六本木は行列ができる訳でもなくただ中はほぼ満席、という状態でした。
運良く席が空いたのでイートインを選択。私はコーヒーはできればフルーティーな酸味があって苦くないのがお好み。今回店員さんにお勧めいただいたエチオピアを飲んでみました。感想は…「めぐり会えた!!」という一杯♪。エチオピアコーヒーって美味しいですね〜。好みにぴったりのコーヒーに出逢え堪能致しました。
そしてミュシャ展へ。
私の知っているミュシャの絵はパリで活躍していた時代のアールヌーボーのポスターデザインですが、今回はチェコ国外では世界初公開の超大作「スラヴ叙事詩」全20作品が国立新美術館に集まるということで、とても楽しみにしていました。スラヴ叙事詩とはミュシャが晩年、故郷のチェコに戻り、17年の歳月をかけて描き上げたおよそ縦6メートル、横8メートルの圧倒的なスケールでスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を描いた作品群です。
良く知るミュシャのタッチとは全く異なる作品ですが、色彩の美しさと超特大サイズのキャンバスに細部まで描き込まれた緻密さにミュシャらしさを感じました。
絵が大き過ぎて写真に収まり切らないです(^^;)。
館内全体こんな感じで、絵の大きさが分かるかと思います。本当にすごい作品でした。民族、故郷への思いが伝わる様な迫力ある作品で感動しました。
6月5日まで開催しています。
本物を観るならチェコに行かないと観れないので、今回日本で観れてラッキーでした。
ご案内してくれたMさんに感謝です。